手記

楠木亭西風が書いている。

2020年5月まとめ

友人宅に移住した。
会社が完全在宅勤務になり、会社至近の自宅に住む必要がなくなったので、思い切って移住してみた。友人は祖父母が以前住んでいた一軒家に住んでいる(都内に一軒家!)。ゆったりとした広い家で、よく風の通る、気持ちいい庭がある。ぼくの他に下宿人が一人いて、三人で暮らしている。
友人は建築学部生で、いろいろなものや場所を作って遊んでいる。庭にブランコがかかっていたり、卓球台を作ってみたり、ある部屋にはターンテープルがあってクラブのような電飾で、大音量で音楽を聴いて踊れたりする。友人たちはギターやトランペットを弾けるので、思い立ったら夜に一緒に楽器を弾いたり、好きな音楽を教えあったりしている。星野源の『うちで踊ろう』も何度か弾いた。
刺激は決して多くないけど、穏やかで落ち着いた、とても良い暮らしです。いつか飽きてしまうのかも知れないけど、しばらくは今のままでいいかな、と思っている。
 
Unityを触り始めた。
ぼくはAR関連の仕事をしていて、チームでUnityアプリを開発したりする。ぼくはPMOと言って、開発の進捗を管理したり事業計画を立てたりする役割なので、ぼく自身が手を動かして開発することはないけど、どんなアプリを作るかについて意見を言ったりはする。先日、すごく便利なアプリを思いついたので提案したものの、開発計画と必要工数の兼ね合いで業務として作ってもらうことはできなかった。いいアプリなのに……なら自分で作ろう! ということで、Unityを勉強して自分で作ることにした。
手始めに、チュートリアルを読みながらブロック崩しを作ってみた。Unityでゲームを作るには、3Dモデリングの知識と、C#でゲームの進行を書く力が必要になる。3DモデリングC#も初めてなので、すごく大変だった。特にC#は書きたいことが書けず、足枷をつけられているような気持ちになる。エンジニアが新しい言語を書くときはみんなそんな気持ちになるのだろうか。
なんでもないブロック崩しだけど、実際に作って友達に遊んでもらった。結果に一喜一憂している様を見たり、要望されて脱衣ブロック崩しにしたりするのは思っていた以上に楽しかった。
来月以降もちびちびと勉強して、いろいろなものを作れるようになりたい。
 
競技プログラミングは1ヶ月間やらなかった。特に理由はない。
 
6月の目標はUnityをもっと使えるようになること、読書をすること。
 
ベストビール:奈良醸造のHOPTIMIST
ベストアルバム:Candy(Lee Morgan