手記

楠木亭西風が書いている。

2020年に読んだもの

○経営・経営学関連
PIXAR(Lawrence Levy)
THE ONE DEVICE(Brian Merchant)
ティム・クック(Leander Kahney)
BUSINESS FOR PUNKS(James Watt)
世界No.1の利益を生みだす トヨタの原価(堀切俊雄)
横井軍平ゲーム館(横井軍平
決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば(横井軍平


○技術関連
ミライのつくり方 2020―2045 僕がVRに賭けるわけ(GOROman)
Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦(西川徹・岡野原大輔)
プログラミングコンテストチャレンジブック(秋葉拓哉・岩田陽一・北川宜稔)


○小説
エロ事師たち野坂昭如
痴人の愛谷崎潤一郎
四畳半タイムマシーンブルース(森見登美彦


○その他
超ジャズ入門(中山康樹
東京大学アルバート・アイラー菊地成孔大谷能生
魔法の世紀(落合陽一)
アナタはなぜチェックリストを使わないのか?(Atul Gawande)
ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実(望月優大)
数学する人生(岡潔
パンとワインとおしゃべりと(玉村豊男
歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ(甲斐みのり)


まず去年からの傾向の変化として、財務・経営についての本が減った。自分の興味が経営から技術・ものづくりに変化したため、財務・経営系の勉強は本当にしなくなった。経営・経営学関連に一応分類した本も、ほとんどがものづくり関連だ。

一方で、その分技術書が増えたわけではない。またそれ以外の本も増えておらず、全体として去年より読書量が減っている。これの要因は3つあって、①忙しかった②本以外のインプットが増えた③アウトプットが増えた のではないかと思う。
まず①忙しかった として単純に、残業時間が増えて退勤後の時間が減った。来年はあまり働きたくない。
②本以外のインプットが増えた は、技術関連で本以外の情報がたくさんあるので、相対的に読書量としては減ったのだと思う。今年はcoursera機械学習を受講したり、AtCoderの過去問をたくさん解いたりした。また、5月から一緒に住み始めた同居人から教わることも多かった。建築系の友人たちに建築について教えてもらったり、創作物を見せてもらったりして、それについてたくさん話した。
最後に③アウトプットが増えた。なんとなく自分の中で「いろいろインプットしても、アウトプットにしないと価値ないよね」みたいな考えが(やっと)起こってきていて、なるべくモノを作るようにした。具体的には、AtCoderにたくさん出て緑Coderになったり、STYLYを触ってみたり、ゐのすビールでイベントやバーに出店したりした。不完全なまま放置してしまっているモノも多い(例えばお盆に作りかけたARゲーム)けど、昔の自分と比べれば進歩していると思う。
②③は主に友人や様々な人からの影響であり、いろいろな人と会ったり住んだりしたお陰だと思う。みんなありがとう、2021年もどうぞよろしく。