手記

楠木亭西風が書いている。

2021年5月まとめ

渋谷の屋上でジャズセッションをした。
友人がやっているREPIPEという仮設建築集団が1ヶ月間、渋谷某所のビルの屋上をハックしていた。屋上に単管で仮設建築を組んで、イベントや用途に合わせて組み換える試みらしく、その一つとしてジャズセッションをやった。
「回廊性があって、客と演者がフラットな感じにしたいよね」みたいなコンセプトで、友人たちが場所を組んでくれたので、その真ん中でジャズ研の後輩たちと演奏した。

 
 
 
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僕は大学生の時は毎週セッションをしていたしライブもほぼ毎月あったけど、東京に来てからはセッションもライブもほとんどしていない(どころか楽器を弾いていなかった)ので、実質3年ぶりくらいの演奏だった。なので正直自分はとても下手だったけど、よく晴れた日暮れに、柔らかい風が吹く中で演奏できて、とても気持ちよかった。

 
セッションが終わってから考えたことですが、人生、ライブミュージックをせねばならんな、と改めて思った。
客の注目を受けて自分の芸能を見せること、リズムの制約のある時間を過ごすということは、日常に無い緊張感がある。学生の時は日常が怠惰だったので特に考えないでよかったけど、毎日キリキリと働いていると、そういう性質の違う緊張感が必要な気がした。あと、ジャズセッションは単純に楽しいし。
上手下手に関係なく(←ここが重要)、社会人になってもライブミュージックをやるべきだ。
 
ベストビール①:COCONUT HAZY IPA / QUEEN PINEAPPLE SOUR(URBANAUT)
ベストビール②:EIGHTY EIGHT(奈良醸造
ベスト寿司:乃池(東京・谷中)
ベストカレー:ゼロワンカレーA.o.D(東京・田町)
ベストエッセイ:男子厨房学入門(玉村豊男