手記

楠木亭西風が書いている。

2019年12月まとめ

タイ旅行をした。
バンコクは卒業旅行以来、約2年ぶりだった。特に目的は無かったので、主にホテルのプールに入ったり、意味もなく水上バスに乗ったりして過ごした。前回の訪タイから2年間でアジアの料理がとても好きになったので、今回はストリートフードをたくさん食べた。カオマンガイや、グリーンカレーや、パッポンカレーや、トートマンクンや、謎の麺などを食べた。
ちなみにタイは常夏のようでいて、実はちょっとだけ季節がある。11月~12月は乾季と言って、雨が降らず、気温が比較的低い。この気候のため果物が美味しく、とても甘いスイカやパパイヤが出回る。タイに行くなら乾季がオススメです。次点は5月で、暑季のためとても高温多湿な気候だけど、ソンクランという全国民が互いに水を掛けまくる奇祭をやっているので、楽しいしそれなりに涼しく過ごせる。


バンコクの後に、ニュージーランドクイーンズタウンに行った。
クイーンズタウンは人口2万人の田舎で、何もない町だけど、ワカティプ湖という大きな湖があり、大変風光明媚であるということだった。実際に見てみると、確かに美しい。ワカティプ湖は深く澄んだ青の湖で、湖辺にはカフェやレストランが立ち並んでいる。オーストラリアの建築はモダンでさっぱりした、窓の広いところが多くて僕は好きなのだけど、クイーンズタウンはどちらかというと田舎っぽい、ちょっと古い建物が多い。その水辺から1キロも陸の方に行くと、急に標高500メートル程の山々がそびえ立つ。山は深緑に覆われている。山の先を見上げると、オセアニアの夏らしい、カラっと晴れ渡った青空が広がっている。澄んだ水面、カフェやレストラン、山の緑、それと青空が視界にすっぽりと収まるので、まさに絵のように美しい光景である。ちなみに絵のように美しいことを英語で「picturesque」と言う。積極的に使っていきたい英単語です。
実は僕は20年前に一度、クイーンズタウンに来たことがある。当時5歳だったので今では全く覚えていないけど、父は来たと言っているし、昔のパスポートにも確かに入国のハンコが押してあった。父は「この美しい風景を見せてあげたくて連れてきたのに覚えていないとは!損したわい」と怒っていたけど、5歳児に20年後まで旅行を覚えていることを求める方がおかしいと僕は思った。「そのこと自体は覚えていないけど、受け取った愛情とか見た美しい風景は間接的に僕の一部になっているはずだよ」と言っておいたら、父はちょっと嬉しそうにしていた。
家族とワイナリーに行ったり、ゴルフをしたりして過ごした。ゴルフはクラブを握ること自体が2年ぶりだった。2年前と同様に、「やっぱゴルフ好きじゃないな」って思った。
ワイナリーで食べたラムチョップと赤ワインが美味しかった。

 

1月の目標は機械学習がちょっと書けるようになること、本をたくさん読むこと。(再継続)

 

ベストアルバム:Manchild(Phum Viphurit)
ベスト高級タイ料理屋:Spice Market(バンコク・サイアム)
ベストストリートタイカレー:Jek Pui Curry Rice(バンコク・ヤワラート)
ベストハンバーガー:Fergburger(クイーンズタウン