手記

楠木亭西風が書いている。

2019年11月まとめ

仕事が忙しかった。
5回以上は日付またぎをした。来年度予算を立てるこの時期は経営企画の繁忙期で、皆仕事に追われていた。それに加えて、新人が配属になったので指導に時間が取られた。新人、放っておいたら勝手にサイヤ人になってくれないものだろうか。
 
AtCoder茶色になった。
ひとまず競技プログラミングの目標にしていたので、年内に達成できてとても嬉しい。AtCoderの中の人によると、茶色とは、以下のような評価である。

茶色 (Dランク Rating 400~799 上位50%)

茶色になる条件は、Ratingが400以上になることです。茶色で保証できる実力ですが、正直あまり高いレベルではありません。ただ、ここにたどり着く前に辞めてしまい人が多いので、十分にやる気がある人であるとは言えるでしょう。

個人的な印象としては、

  • 情報系の学生が茶色であれば、ちゃんと勉強してるなって印象になる
  • 派遣で来たプログラマAtCoder茶色だったら結構安心する
  • 茶色があればエンジニアとしてアルゴリズム面においての安心感があるかと言われたら、正直物足りない

みたいな印象があります。スキル的には、

  • 標準入出力、if、forなどの単純な操作はできる
  • 問題文を正しく理解し、仕様通りの実装をすることが出来る
  • 複雑な問題や、数学的処理が必要な問題を解決する能力はない

という印象です。コーディング試験でおなじみFizzBuzzは簡単に組める水準です。

茶色の一つ上の緑色が以下。

緑色 (Cランク R800~1199 上位30%)

緑色になれれば、「競技プログラミングに熱心に取り組んでいる人」と考えて問題ないでしょう。要求レベルも決して低くなく、出場回数が足りないとマイナス補正がかかるため、運だけで到達することはまず出来ないラインです。他社アルゴリズム力判定サービスだと、上位1%の最高ランクが付く実力です。(あくまで「アルゴリズム力部分だけであることに注意してください)
印象としては、
  • 学生ならかなり優秀。
  • エンジニアとしてもある程度の安心感がある。論理的に複雑な処理の実装に対応できない、なんてことはなさそう、くらいには思える
くらいの印象です。もちろんアルゴリズム力しか計ってないので個人差があります。
技術的な部分では、
  • if、forはもちろん、それを組み合わせて2次元配列に対して操作をしたり、深さ優先探索幅優先探索などのキューや再帰を使った実装も出来る。
  • 簡単な動的計画法の問題や、少し数学的に工夫する問題など、計算量の工夫も出来始める。
という感じです。
「エンジニアとしてもある程度の安心感」を獲得したいので、これからも頑張る。
 
たくさんお酒を飲んで、3日くらい週末を二日酔いで潰してしまった。ほどほどにしたい。
 
12月の目標は機械学習がちょっと書けるようになること、本をたくさん読むこと。(継続)
 
ベスト季節の果物:柿
ベストサムギョプサル:豚かん(東京・新大久保)