手記

楠木亭西風が書いている。

2021年2月まとめ

久しぶりにABCに参戦した。
2020年5月に緑色になって以来、なんとなく茶色に落ちるのが怖くて避けていたが、1月にC問題を全部埋めて、このまま待っていてもしょうがない、ということで10ヶ月ぶりにABC-193に参加した。A~Dの4完で緑の932点のパフォーマンスだった。
この10ヶ月でAtCoderの参加者数が激増し、同じ点でも評価はグッと低くなってしまった。水色のハードルは以前にも増して高いけど、なんとか今年中に到達したい。
 
せいろを導入した。
肉でも野菜でも、なんでも蒸して食べている。機材さえ揃えれば簡単で美味しくて健康なので最強だと思う。
 
2月もジオキャッシングをした。
ジオキャッシングGPSを使った遊び。街中に「キャッシュ」というお宝が隠されているので、地図とGPSを使って見つけ出す。お宝にはメモ帳が付いているので、見つけたら名前と日付を記入して同じ場所に隠す。ジオキャッシングアプリがあり、そこには他の人の宝探しログや隠し場所のヒントが書かれている。
ついにキャッシュを発見した。初めて見つけたキャッシュは、ガードレールの内側に磁石で張り付いた小さな箱だった。一つ見つけると要領が分かり、その日のうちにあと3つ見つけられた。
キャッシュを探して歩き回るので、街の散策になる。今までは東京都内のある程度知っている街でやったけど、全く知らない街でもやってみたい。海外とか。
 
ベストビール①:IRISH CREAM & COFFEE ALE(SPECTRUM)
ベストビール②:ねこさんびき(伊勢角屋麦酒)

2021年1月まとめ

ジオキャッシングを始めた。
会社の同期との飲み会で話題になったので、早速やってみた。ジオキャッシングGPSを使った遊び。街中に「キャッシュ」というお宝が隠されているので、地図とGPSを使って見つけ出す。お宝にはメモ帳が付いているので、見つけたら名前と日付を記入して同じ場所に隠す。ジオキャッシングアプリがあり、そこには他の人の宝探しログや隠し場所のヒントが書かれている。
探している最中は、街中で自分だけが宝の存在を知っているという特別感がある。宝探しをしていない一般人のことをマグルを呼ぶのがまた良い。
楽しかったのでジオキャッシング仲間を募集中です。ちなみに1日やってみたものの、まだ一つも宝を見つけられていない。(見つかっていないのになにが楽しかったのか?)

 

AtCoderのABC-C問題を埋めた。
2021年は水色に上がりたいので、一年の計は元旦にあり、早速ABC-C埋めから始めよう、と決意した。40問くらい残っているところからスタートして、年末年始の9連休で埋めようとした。1日5問くらいなのでまあいけるかな、と思っていたけど完全に甘い。年末年始は昼から酒を飲むので、朝しか精進が進まない、よって1日2問くらいしか埋まらず全然ダメだった。短期間で無理しないでもいいかなと方向転換、年明けからは1日1問解いてC埋めを終えた。1日1問は今も継続している。

 

仕事はダメダメだった。いくつかとんでもないミスを犯してめちゃめちゃ怒られた。苦手なことも卒なくこなせるようになりたい。

 

2020年の目標はAtCoder水色になること、プログラマとして人並みくらいはコードを書けるようになること。


ベストおせち:Dean & Deluca
ベストビール:Smoofee Sour(The Brewing Projekt)
ベストソング:I wanna be your lover(Prince)
ベスト本:少年イン・ザ・フッド 2(SITE)

2020年12月まとめ

coursera機械学習をついに終えた。
3ヶ月のつもりが、休み休み半年もかかってしまった。一通り機械学習の概念を理解できたのでとても嬉しい。ただ言語はOctaveだったし書いた分量は少ないので、実際にモノを作れる状態になったわけではない。1月以降はPythonで書いたりkaggleを始めたりして、実際に作ることをしてみたい。
 
仕事がちょっとだけ落ち着いた。
11月の残業時間が規定を超えるからとかなんとかいって、12月は改めて会社を出禁になった。実際出社がなくなると往復で2時間くらい浮くので、残業時間はとても減る。QOLが向上するので良いけど、AR開発をしているのに現物を見られないというのは、なんとも難しいところがある。
 
年末はたくさん美味しい物を食べて、美味しいビールを飲んだ。
六本木で中華を食べたり、神田でラムを食べたり、築地で寿司を食べたりした。年末年始らしく、明るく景気良く過ごせたのでとても満足している。
 
1月の目標は残業をあまりしないこと、コードをたくさん書くこと。
 
ベストイタリアン:CICLO(東京・西荻窪
ベストピザ:ナポリスタカ(東京・神谷町)
ベスト寿司屋:聖(東京・築地)
ベスト中華:52(東京・六本木)
ベストビール:HereticのJuicier Than Thou
ベストソング:いかれたBaby(モトーラ世理奈

2020年に読んだもの

○経営・経営学関連
PIXAR(Lawrence Levy)
THE ONE DEVICE(Brian Merchant)
ティム・クック(Leander Kahney)
BUSINESS FOR PUNKS(James Watt)
世界No.1の利益を生みだす トヨタの原価(堀切俊雄)
横井軍平ゲーム館(横井軍平
決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば(横井軍平


○技術関連
ミライのつくり方 2020―2045 僕がVRに賭けるわけ(GOROman)
Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦(西川徹・岡野原大輔)
プログラミングコンテストチャレンジブック(秋葉拓哉・岩田陽一・北川宜稔)


○小説
エロ事師たち野坂昭如
痴人の愛谷崎潤一郎
四畳半タイムマシーンブルース(森見登美彦


○その他
超ジャズ入門(中山康樹
東京大学アルバート・アイラー菊地成孔大谷能生
魔法の世紀(落合陽一)
アナタはなぜチェックリストを使わないのか?(Atul Gawande)
ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実(望月優大)
数学する人生(岡潔
パンとワインとおしゃべりと(玉村豊男
歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ(甲斐みのり)


まず去年からの傾向の変化として、財務・経営についての本が減った。自分の興味が経営から技術・ものづくりに変化したため、財務・経営系の勉強は本当にしなくなった。経営・経営学関連に一応分類した本も、ほとんどがものづくり関連だ。

一方で、その分技術書が増えたわけではない。またそれ以外の本も増えておらず、全体として去年より読書量が減っている。これの要因は3つあって、①忙しかった②本以外のインプットが増えた③アウトプットが増えた のではないかと思う。
まず①忙しかった として単純に、残業時間が増えて退勤後の時間が減った。来年はあまり働きたくない。
②本以外のインプットが増えた は、技術関連で本以外の情報がたくさんあるので、相対的に読書量としては減ったのだと思う。今年はcoursera機械学習を受講したり、AtCoderの過去問をたくさん解いたりした。また、5月から一緒に住み始めた同居人から教わることも多かった。建築系の友人たちに建築について教えてもらったり、創作物を見せてもらったりして、それについてたくさん話した。
最後に③アウトプットが増えた。なんとなく自分の中で「いろいろインプットしても、アウトプットにしないと価値ないよね」みたいな考えが(やっと)起こってきていて、なるべくモノを作るようにした。具体的には、AtCoderにたくさん出て緑Coderになったり、STYLYを触ってみたり、ゐのすビールでイベントやバーに出店したりした。不完全なまま放置してしまっているモノも多い(例えばお盆に作りかけたARゲーム)けど、昔の自分と比べれば進歩していると思う。
②③は主に友人や様々な人からの影響であり、いろいろな人と会ったり住んだりしたお陰だと思う。みんなありがとう、2021年もどうぞよろしく。

2020年11月まとめ

仕事は今月も大変だった。
経営企画もAR新規事業も予算策定シーズンになり、端的に言うと仕事が溢れた。残業時間が60時間を超えてしまい、人事に目をつけられた。上司も人事に釘を刺されたようで、効率が悪いとかARで遊んでるんじゃないとかとお小言をいただいた。
実は最近、とても面倒な問題に直面している。
僕の会社の経営企画部は3年ごとに職場をローテーションすることになっており、それに従うと僕は来春〜夏には異動することになっている。しかし、兼務先(AR新規事業)の上司は僕に続けてほしいと思っている(評価してくれているわけで、これはとても良いこと)。ここに主兼の対立が発生しており、早くARから剥がして経営管理業に専念させたい+春にはローテーションさせたい主務 vs ARの仕事を続けてほしい、なんなら主務にさせたい兼務 という構図。まさに二人を止めて、私のために争わないで、である。政治的な問題はストレスだし得るものがまるで無く、ものすごく面倒なので早くどうにかなってほしい(他人事)。
 
ARを経営企画するだけでなく自分でも作ってみよう、と思ってSTYLYやReality Composerを触っている。
去年からnreal lightを持っていたのでnrealアプリは作ったことがあったけど、当然ながらnrealを持っている一般人は存在しないので、誰にも共有できないことが悲しかった。STYLYやReality Composerならスマホで動くので共有できて楽しい。
 
12月の目標は残業をあまりしないこと、もっとARコンテンツを作ること。
 
ベストビール:箕面ビールの黒猿王子
ベストタイレストラン:プリック(東京・池袋)
ベスト本:横井軍平ゲーム館(横井軍平
ベストライブ:蓮沼執太の半路上ライブ
ベストソング:กอด(quicksand bed)

2020年10月まとめ

ハードウェアをたくさん買った。
中旬の1週間の間に、我が家にOculus Quest2と、ARマリオカートと、リングフィットアドベンチャーが届いた。いずれもARとインタラクションが気になって買った。万円単位の買い物を深く考えずにできてしまうことは、サラリーマンになって良かった数少ないことの一つだ。
Oculusもマリカも何回か触ってからずっと放置していて文鎮と化しているが、リングフィットだけはいまだに続いている。任天堂はさすがだ。
 
仕事は相変わらずバタバタしている。
大企業では今くらいの時期から2月頭にかけて、来期予算策定が盛り上がる。いろいろな組織の意見を聞きながら予算分配するので、調整にとても時間がかかる。個人的には経営企画で最も嫌いな業務だ。
AR新規事業の方でも来期の予算獲得は必達課題なので必死です。
 
友人宅に住むようになってから、建築への関心が高まっている。
家主も同居人も建築学生のため、この家では建築の話題が多い。自然と出入りする人も建築学生が多くなっている。みんなが僕の知らない建築や建築家を教えてくれるので、僕も建築について以前より知ってきている。自分より解像度が高い人の話はどの分野でも楽しい。
好きな建築は? と聞かれたら、ポルトのカーサ・デ・ムジカと答えることにしている。理由は面倒なので直接会って聞いてほしい。
 
11月の目標はいい加減cousera機械学習を終えること。
 
ベストハンバーガー:フランクリン・アベニュー(東京・五反田)
ベスト日本酒:新政酒造のNO.6
ベストビール:Thornbridge BreweryのGREEN MOUNTAIN
ベスト本:BUSINESS FOR PUNKS(James Watt)
ベストアルバム:Motivational Music for the Syncopated Soul(Cory Wong)

2020年9月まとめ

福岡出張をした。
福岡は4年前に1度行ったことがあったけど、久しぶりに行くと改めて最高だった。以下が福岡の最高ポイントです。
  1. 狭い。身軽に移動できて、あらゆるコンテンツに30分以下でたどり着けるのでとても楽しい。街の狭さでは京都や台北がすごく好きだけど、福岡も同じくらい魅力的だった。
  2. 物価が安い。食べ物がとても安かった。
  3. 港が近い。新鮮な魚にアクセスできるのは素晴らしいこと。
  4. ご飯が美味しい。これに尽きる。魚も肉も野菜も、何を食べても美味しい。本当に好き。毎晩飲んで食べて、全部大満足だった。
  5. でも都会。人も情報も多いのが良い。

というわけで、福岡は素晴らしい街だし、いつか住んでみたいと思った。一緒に行った上司に「僕らの新規事業がちゃんと立ったら、福岡オフィスにしましょうよ!」と言ったら、そこまで福岡が刺さっていない上司に「勝手にわーケーションしとけ」と返されて終わった。

仕事としては、福岡の小学生たちにARとは何かを説いて、AR古生物を見せた。
 
Coursera機械学習は少し進めた。
クラスタリングがちょっと分かるようになった。あと3週分くらいで終了。
 
10月の目標はARの仕事を頑張ること。
 
ベストスパイスカレー:YOLO(福岡・大名)
ベスト鯛茶漬け:割烹よし田(福岡・天神)
ベスト日本酒:基峰鶴のgreeting
ベストビール:宇宙のPLUTO